ダンパー DAMPER 独語DAMPFER
弦の振動を押さえて音を止める動きをするアクションの一部。グランンドピアノではハンマーアクションとダンパーアクションに分かれているが、縦型ではバットやウィペンと同じようにセンターレールにとりつけられている。弦に接するフェルトは上質のフェルトで作られ、弦の数や長さに応じて三角系、二つ山形、四角形などがある。弦を押さえる圧力はグランドでは重力を、縦型ではスプリングの弾性を利用する。最高音部にはダンパーをつける必要がないので、ピアノによりダンパー数は異なる。アップライトの中には66鍵位のものもあり、グランドでは72鍵にも達するものもある。鍵盤を押し下げられていき、ダンパーが作用する音は打弦距離の2分の1となるように調整する。
東京ピアノ調律
関連記事
-
鍵盤ブッシングの交換です
鍵盤ブッシングの交換ですドイツ製の鍵盤ブッシング剥がしの鍋です! 頑張って夜な夜な交換してます。
-
ベヒシュタイン L型 1929年製
ベヒシュタイン L型1929年製ベヒシュタイン L型1929年製 オーバーホール済みです! 塗装、弦
-
こだわりのチューニングハンマー
ピアノ調律でいつも絶対に使う道具です。 チューニングハンマーは、チューニングピンを回す道具です
-
ミュート MUTE FELT
中央部でおこなう「割り振り」に使用するフェルトの紐。三本のうち両側の弦の音を止める目的でドライバ