ご質問
大体、作業時間はどの位ですか?
はい、初めてお伺いする時は2時間半~3時間位頂く場合があります。
その理由ですが、前の調律師様が色々とやって頂いていれば少し
の調整で終わりますが、何もやっていない場合もありますので
その時は、色々と調整をさせてもらいますので、お時間を頂戴する事が
あります。
どの位の頻度で調律をしたら良いですか?
はい、大体一般家庭で使用頻度が一日30分程であれば
1年に1回で良いです。
一日2時間以上弾かれる方など、使用頻度が多い方は半年以内位をお勧めします。
夏と冬では、温度と湿度が大幅に変わってしまいますので
その時期は狂いやすいです。
1年で1Hz狂うと思われると良いです。
調律を長持ちさせるには、どうしたら良いですか?
日本では、夏と冬の温度と湿度が全然違います。
湿度管理と温度管理をする事により、ピアノ内部の膨張の変化を少なく出来ます。
温度では、鉄骨が変化します。湿度では、木部が変化します。
このことから、温度と湿度管理をする事で狂いが少なくなりますが
どうしてもピアノを弾くと狂います。
調律する人で音が変わるのですか?
かなり違います。
ピアノの調律は人間の耳で行います。
その時、音色、伸び、音律ある音を狙っって音作りを致します。
比べていただくとかなり違います。
ピアノは、どうやって掃除をしたら良いですか?
艶入りのピアノでしたら、車と同じ様な塗装がされているのでスプレーワックスなどを
使うと良いです。拭くタオルは、特に柔らかい布で拭いてください。
艶無しのピアノでは、軽く布で拭くか事をお勧めします。
ピアノの設置場所は、どうしたら良いですか?
設置場所が、木造住宅の場合ですが床を補強された方が良いです。
ピアノ標準的な重さ
アップライトピアノ 200㎏~300㎏
グランドピアノ 300㎏~400㎏
メーカーや機種などで大分変りますので、メーカーお問い合わせください。
そして、忘れがちですがピアノを設置しますと調律が必要になります。
アップライトピアノでは、ピアノ上部40cm位隙間がないと作業が出来ません。
グランドピアノでは、アクション部を引き出しますので、白鍵から約1m位隙間がないと
作業が出来ません。
ピアノの不向きな場所はどこですか?
設置場所を避けたい場所は、直射日光があたる場所、台所側、エアコンの吹き出し口、著しく温度変化が激しい場所、床暖房、多乾燥多湿度、です。
加湿器、除湿器など設置などをお勧め致します。
何故、海外のピアノは高額なの?
日本のピアノでは、基本的にオートメーション化されている為、低価格で販売が出来ます。
海外のピアノでは、一つ一つ職人が作っている為低価格のピアノは少ないです。
公開日:
最終更新日:2015/09/14