チューニングピン TUNINGPIN 独語STIMMNAGEL
ピン板に打ち込まれ、弦の一端を巻きつけられてその全長の3分の2程まで更にねじり込まれる。これを僅かに回転させることにより、16g前後、長さ60~62ミリ、直系には何種類かあるが標準は7ミリほどである。炭素鋼に防錆処理を施してあるものが多いがメッキがかけられているものもある。ピン板に埋まる部分の細かいネジ切りは6条の平行線が精密に切り込まれている。頭部の四角柱はメーカや時代で形態に若干の相違があり、調律に際しては良くフィットするチップ(チューニングハンマーの先端、交換可能のものもある)が必要である。
東京ピアノ調律
関連記事
-
-
たまたまのシュベスター
たまたまのシュベスターピアノ 桜も綺麗な時期になって参りました。 先日、シュベスターピアノの
-
-
戦前フォイリッヒグランドピアノ
戦前フォイリッヒグランドピアノ 戦前のフォイリッヒのグランドピアノです。本物のドイツ製です。 これか
-
-
プレイエル ピン板修理開始
1895年製のプレイエルを、修理してます。 ピン板が割れてしまっているので、交換を始めました
-
-
スタインウェイアクションオーバーホール
先日、イタリアから入ってきた1907年製ハンブルクスタインウェイのアクションオーバーホールをしてお
-
-
グランドピアノ弦交換
グランドピアノ弦交換 またまた、グランドピアノ弦交換です。 大体、2日半で終わります♪ 楽しい作業で