チューニングピン TUNINGPIN 独語STIMMNAGEL
ピン板に打ち込まれ、弦の一端を巻きつけられてその全長の3分の2程まで更にねじり込まれる。これを僅かに回転させることにより、16g前後、長さ60~62ミリ、直系には何種類かあるが標準は7ミリほどである。炭素鋼に防錆処理を施してあるものが多いがメッキがかけられているものもある。ピン板に埋まる部分の細かいネジ切りは6条の平行線が精密に切り込まれている。頭部の四角柱はメーカや時代で形態に若干の相違があり、調律に際しては良くフィットするチップ(チューニングハンマーの先端、交換可能のものもある)が必要である。
東京ピアノ調律
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レジスター 原来パイプオルガンやチェンバロによく使用する言葉で、音色の異なる音階の事をいう。例えば